関東本部道場ができる前は、市川曽谷公民館で稽古始めが行なわれていました。そこでは例年、内輪での演武発表会がありました。
この発表会がユニークだったのは、漢那先生の発案で、普段稽古している空手・古武道はもちろんのこと、得意なものなら何を披露してもいいという、まさに新春かくし(武)芸大会というところ。過去には、ギターでの弾き語りやボイスパーカッションなどの音楽系の隠し芸や、居合道や中国拳法、合気柔術、他流派の空手など、隠し武芸を披露する門下生もいました。
一般部演目:習氏の棍(小)、手品、居合、転掌(剛柔流)、北谷屋良の釵、合気護身術、三戦(珍しい、漢那先生の本気の三戦!)
少年部演目:完子和、完周、清龍ヌンチャク、鐘川のティンベー、十戦
こうして過去の動画を見ると、特に少年たちの3年間の成長を感じますね。
この年の個人的MVPは、琉球古武道愛が強すぎて、習っていない高段者用のティンベーの型を自作の道具で披露したT君ですね。
この年を最後に、新春演武会は行なわれていませんが、またいつかこういう機会があるといいなぁ、と思います。