沖縄で開催された第1回沖縄空手国際大会の決勝が5日(日)、沖縄県立武道館と沖縄空手会館で行なわれ、「古武道(サイ)」の部門、シニアクラスで、関東本部の漢那安教本部長が優勝に輝きました。
古武道(釵)のシニア男子決勝で、62歳の漢那安教(與儀會館)=千葉県=が「北谷屋良のサイ」を披露し、金賞を手にした。しゃがみ込みの動作や転身を多用する方を熟練の業で正確な演武として見せ、審査員の評価を受けた。(琉球新報 8/6)
大会は沖縄空手および古武道の技や精神性を保存・継承し、振興を図ることを目的に開催されたもので、8月1日~8日まで1週間に渡り熱戦が繰り広げられました。申込者数は50カ国・地域から競技と沖縄空手セミナーを合わせ、延べ3,500人。前回大会(2009年の沖縄伝統空手道世界大会)より千人以上多く、沖縄県主催の空手国際大会としては最大規模のものでした。
沖縄空手の本場で、世界中から精鋭が集まった中での漢那本部長の優勝は、まさに快挙と言ってよく、また他の上位入賞者が軒並み沖縄県出身選手が占める中、唯一の千葉県からの参加選手でもありました。選手としても一流の漢那安教先生に空手・古武道の指導を受けられるのは與儀會館関東本部だけ。入門、見学のお問い合わせは随時募集中です。門下生の皆さんも、より一層稽古に励みましょう。
漢那安教本部長より「門下生の目標になればいいですね。稽古にがんばりましょう」