琉球古武道

エーク(ウェーク)の型

エークの型

エークは、沖縄の漁師が使う櫂(かい)である。両手で持つので棒術と若干似ているが、その形状から「切る」「砂を掛ける」という独自の技法がある。浜辺での戦いを想定して、海水ないし砂をかけて目つぶしをし、すかさず重量感のあるエークで敵を叩き斬るという想定である。エークは棒より扱いづらいが、習熟すれば破壊力のある実践的な武器となる。浜辺での局地戦に限定すれば、最強の武器かも知れない。
エークの習得は、高段者に限られている。

エークの型の動画

津堅砂掛けのエーク手(準備中)

(2009年11月15日更新)